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NRIのインターン二次面接対策|集団面接でESの3問の深掘りに備える

NRIの2028卒冬期インターン(経営戦略コンサルティングコース)の二次面接を解説。公式のZoom面接の案内と過年度の公開体験談を分け、ESの設問3を主張・根拠・反論への答えの三つの箱で言い直す練習、設問2の深掘りの分岐、学生3人の集団面接の練習、同日GDの時間順まで紹介します。

この記事でできること

NRI(野村総合研究所)の2028卒向け冬期インターンシップ「経営戦略コンサルティングコース」の選考は、公式のコースページではエントリーシート提出→適性検査と案内されています。応募者が多い場合は書類・面接・適性検査による選考があり、面接はZoomで実施という案内です。面接の回数や形式は公式には書かれていません。このページでは、公式で確認した案内と、年度・季節を明記した過年度の公開体験談から整理した二次面接の形式と質問を分けて載せています。そのうえで、ESの設問3を「主張・根拠・反論への答え」の三つの箱で言い直す練習を用意しました。

NRIのインターン二次面接。集団面接で、ESの3問を言い直す。

1. NRIのインターン二次面接|28卒冬期の公式案内と準備の順番

最初に準備したいのは、提出したESの設問3(東証プライム上場企業1社の問題点・真因・解決策)を、「主張」「根拠」「反論への答え」の三つに分けて、口頭で2分で言い直せるか確かめることです。過年度の公開体験談には、二次面接で設問3を掘り下げられた(27卒 夏)、自分の考えた企業の解決策を2〜3分で発表して質疑応答を受けた(24卒 冬)という記述があります。面接が何回目かの表記がない投稿でも、他の学生のESの3つ目の設問について質問された(26卒 秋冬)とあります。設問3は400字で書いて終わりではなく、面接で議論の材料になる、というのが私の読みです。

このページは株式会社野村総合研究所の2028卒向け冬期インターンシップ「経営戦略コンサルティングコース」に応募し、面接を控える28卒向けです。実施は5日間・東京オフィスで、第1クール11月30日〜12月4日、第2クール12月7日〜11日、第3クール12月14日〜18日です。ITソリューションコース・セキュリティコースは別コースなので扱いません。

確かめること2026年10月13日時点の整理
応募と選考(公式)採用サイトのニュースでは2026年7月30日に冬期インターンシップの募集を開始。応募受付は2026年7月30日〜9月30日正午(すでに終了)。選考の流れは①エントリーシート提出 ②適性検査の受検。応募者が多い場合は書類・面接・適性検査による選考。面接はZoomで実施。面接の回数、個人か集団か、GDの有無は記載なし。「選考の方法は応募状況により変わることがある」とも書かれています。公式のコースページを見る
募集情報の掲載(企業公式ではない)外資就活ドットコムの募集情報(2026年7月30日更新)では、ES提出→適性試験→1次面接(オンライン実施を想定)→2次面接・グループディスカッション(オンライン実施を想定)の流れが掲載されています。募集情報を見る
実施(公式)平日9:00〜18:00、東京オフィス、日当10,000円(期間中の交通費を含む)。自宅や実家から通えない人には旅費と宿泊施設が用意されると案内。プログラムはオリエンテーション→プロジェクト進行(事業環境の分析・戦略立案)→最終報告会(想定顧客の経営層役へのプレゼン)→個別フィードバック。
2028卒冬期の面接の体験談2026年10月13日時点で、公開された体験談は見つかっていません。この記事に載せた質問は、年度・季節・コース名を明示した過年度の公開体験談の、会員限定でない部分から整理しています。
この記事で使う材料ESの3問と面接の話題の対応図、出典つき質問3枠、設問3の三つの箱、設問2の三分岐、修正前後、学生3人の模擬面接、同日GDの時間順、逆質問、前日チェック。
2028卒冬期の一次・二次の実施形式

公式では「面接(Zoom)」とだけ案内されています。以下の形式・質問は、年度・季節・コース名を明示した過年度の公開体験談から整理したもので、2028卒冬期の記録ではありません。人数・時間・ケースの有無は年度で違うので、届いた案内メールと自分の回の説明を優先してください。

今日は、提出したESを画面に出して、設問3の400字から「主張の一文」を囲むところから始めてください。次に根拠、反論への答えの順に埋め、設問2は三分岐(8章)で確かめ、最後に声に出す、という順番です。回答の原稿を暗記するより、どの箱を聞かれても戻れる材料を増やす進め方にしています。

2. NRIの二次面接の形式|年度・季節別の公開体験談

過年度の「経営コンサルティングコース」の投稿を、年度・季節・人数・時間とともに並べます。現在の公式名称は「経営戦略コンサルティングコース」です。同じ年度でも投稿によって人数や時間が異なります。

年度・季節(媒体)一次(投稿の記述)二次(投稿の記述)GDの位置
27卒 夏(外資就活 ①・②・③・④)オンライン・学生2〜3:面接官1・30分〜1.5時間。自己紹介→ESの設問2を1分で発表→深掘り、という投稿。オンライン・学生3〜4:面接官2(マネージャー・現場社員)・1〜2時間。設問3の深掘り/ESの内容を順に語る/前半ケース・後半GD、という投稿。二次の後半(1時間40分の後半・個人5分+グループ30分)、または別枠50分(学生4:人事1)
26卒 夏(外資就活 ①・②)オンライン・学生3:面接官1・30分。「自分をモノで表すと」をテーマに短い自己PR→他の学生が質問。オンライン・学生4:マネージャークラス2・1.5〜2時間。アイスブレイク後、1人が発表→別の学生と面接官でディスカッション、を4回。ES課題(設問3)に関する質問も。二次の直後に30分(学生4:人事1)
26卒 冬(外資就活・本文非公開)オンライン・学生3:若手1・1時間。オンライン・学生3:中堅2・1時間。学生3:面接官1・30分
26卒 秋冬(みん就)面接1回の表記・学生4:面接官1・60分。他の学生のESの3つ目の設問について質問。(二次の表記なし)面接の後。「2030年に最も進むシェアは?」
25卒表記 秋冬・2024年12月実施(みん就)学生3:面接官1・30分。他の学生の自己PRに質問する課題。学生3:面接官2・30分。公共政策のケース。二次の後・約30分「企業の中長期戦略の立案」
24卒 冬(外資就活)Zoom・学生3:若手1・30〜40分。他の学生のES内容に関するお題をその場で発表。Zoom・学生4:管理職2・1.5時間(1人約20分)。自分の考えた企業の解決策を2〜3分発表→質疑応答。学生4:採用担当1・20〜30分「ある企業の課題の真因は何か」
20卒 冬(外資就活)対面・学生3:コンサルタント1・約1時間。ESの2問目を各自深掘り、学生同士の質問も可。1対1・約10分。GDの振り返りと志望動機。一次と二次の間に約30分(学生6:社員2)

みん就の1件は投稿の表記が「25卒」ですが実施は2024年12月なので、この記事では「25卒表記」と書いて投稿のまま載せています。

表から私が読み取っているのは三つです。一つ目は、二次は集団(学生3〜4人)で、面接官が2人になる年度が多いこと。二つ目は、ESの設問3か設問2を口頭で発表して、他の学生や面接官と議論する形式が複数の年度にあること。三つ目は、GDが二次と同じ日に続く年度が多いが、位置と時間は年度で違うことです。20卒冬のように二次が1対1・10分の年度もあるので、「二次は長い集団面接」と決めてかからず、どちらでも使える材料(三つの箱・三分岐)を用意する進め方にしています。

キリンの財務・デジタルICTコースのように一次がAI面接の企業と違い、NRIの投稿では相手はどの年度も社員で、20卒冬の二次(1対1)を除いて他の学生が同席しています。自分の発表だけでなく、人の発表を聞いて質問する時間が面接の中にあるのが、この記事の準備の前提です。

3. NRIの二次面接の話題|ESの3問から広がる質問

ESの設問は、27卒冬(就活会議)・28卒夏(ONE CAREER)・2026年10月9日公開の投稿(就活会議・27卒表記)のいずれも3問でした。①はインターンで経験したいこと・期待することと理由(200字)。②は大学入学後に目的意識をもって取り組んだこと(背景と目的・生じた問題・解決のアプローチ)(400字)。③は東証プライム市場の上場企業1社の重大な問題点・真因・解決策(400字)です。2028卒冬期の設問は公式では確認できていないので、自分のマイページの設問を優先してください。

提出したESの「設問1 経験したいこと(200字)」「設問2 目的意識をもって取り組んだこと(400字)」「設問3 企業の問題点・真因・解決策(400字)」の三つの箱から、二次面接で広がる話題「なぜこのインターン? なぜこの会社?」「なぜその目的? 別の方法は?」「本当にそれが真因? 他の学生からも質問」へ、同じ段どうしを矢印でつないだ対応図。下に「3問とも、声に出して言い直しておく。」とある
過年度の投稿では、ESの3問がそのまま二次面接の話題になっています。設問ごとに口頭で言い直せる材料を決めておくのが、この記事の準備の軸です。

過年度の投稿で二次面接の話題になっているのは、主に設問3と設問2です。設問1については、20卒冬の二次(1対1・約10分)がGDの振り返りと志望動機が中心だった、という投稿があります。その投稿者は「なぜNRIか」に答えられたことが評価につながったと考えているので、設問1も短く答えられるようにしておきます。

提出した設問二次面接で広がりやすい話題(投稿の年度)用意しておくもの
設問1 経験したいこと(200字)なぜこのインターン? なぜNRI?(20卒 冬・二次)5日間のプログラムのどの工程を経験したいか。公式のプログラム(オリエンテーション→プロジェクト進行→最終報告会→個別フィードバック)から一つ。
設問2 目的意識をもって取り組んだこと(400字)順に話す/発表して議論する(27卒 夏・26卒 夏・二次)。なぜその目的? 別の方法は?(20卒 冬・一次)三分岐の答え。8章で用意します。
設問3 企業の問題点・真因・解決策(400字)2〜3分で発表(24卒 冬)/設問3の深掘り(27卒 夏)/ES課題に関する質問(26卒 夏)/他の学生の設問3に質問(26卒 秋冬)三つの箱。7章で作ります。他の学生に聞かれそうな反論を一つ。

ここからは、次の経験を題材に回答を練習します。経済学部3年で、大学の国際交流センターが週1回開く「日本語会話テーブル」の学生運営スタッフです。留学生が授業の外で日本語を使う場を増やしたくて2年の秋から関わっていますが、初回に10人ほど来る留学生が3回目には2〜3人に減る、という問題に当たりました。設問3では、大手の英会話教室を全国展開する上場企業を1社選びました。設問3は架空企業を使ったケース練習です。

この学生のES(回答例)要旨
設問1(200字)自分の案が本当に効いたかを確かめる方法を知りたい。会話テーブルの変更は効果を数えられなかったので、事業環境の分析から戦略立案、最終報告会までの流れで、根拠の作り方を経験したい。
設問2(400字)留学生が3回目から来なくなる問題。最初は「話題が難しい」と見立てて話題を易しくしたが変わらず。来なくなった留学生に聞いて回ると、日本人学生のほうが多く、話す番が回ってこないまま終わっていた。テーブルを留学生2:日本人1に固定し、留学生が話題カードを引く形に変更。学期後半は顔ぶれが安定したように見えたが、継続率は数えていない。
設問3(400字)【ケース例】入会者は多いのに半年以内にやめる受講者が多い英会話教室。真因は講師が毎回替わり、受講者が毎回自己紹介と前回の説明からやり直すこと。解決策は最初の3か月の担任制と受講記録の共有。

自分のESでも、この章の最初の表(提出した設問・広がりやすい話題・用意しておくもの)を作ってみてください。「用意しておくもの」が埋まらない設問は、面接で続きを聞かれたときに言葉が出にくい設問です。

4. NRIの二次面接の質問|企業の問題点・真因・解決策

過年度の公開体験談から、二次面接の質問・課題と、準備しておきたいことをまとめました。年度・季節・コース名は各枠で確認できます。

インターン二次面接(外資就活・27卒 夏/26卒 夏/24卒 冬 経営コンサルティングコース、みん就・26卒 秋冬の面接)|ESの設問3:企業の問題点・真因・解決策

  • ESで取り上げた企業の問題点・真因・解決策を、2〜3分で発表してください。

    考えておくこと主張を一文→根拠→反論への答えの順で2分。400字を読み上げない。24卒冬の投稿では1人約20分の枠で発表→質疑応答。

  • ESの設問3の内容について、掘り下げる質問が続く(27卒夏・26卒夏の投稿の要旨)。

    考えておくこと「それが真因だと言える根拠は」「ほかの原因は考えたか」と続くと想定しておく。捨てた原因の候補と捨てた理由を用意し、見た事実と調べたことを分けておく。27卒夏の投稿では設問3の深掘りが中心、26卒夏ではES課題に関する質問。

  • 他の学生のESの設問3について、質問してください。

    考えておくこと相手の主張・根拠・反論の箱のどこが空いているかを聞く。相手を言い負かす質問ではなく、相手が答えると話が進む質問。26卒秋冬の投稿(面接の回次の表記なし)。

  • ESの企業分析に関連するケース(その場で与えられる問い)。

    考えておくこと設問3で置いた前提(誰の・どの数字の・いつの話か)を言い直せるように。27卒夏の投稿では前半がケース面接で、ESの設問3(文章で答える企業分析)に関連する内容。

24〜27卒の夏・秋冬・冬インターンの公開体験談をもとに、質問・課題の要旨を整理しています。参考資料を見る

投稿を並べて気づくのは、設問3が「書いて終わり」ではなく、口頭で発表し、面接官や他の学生から真因を問われる形式が複数の年度にある点です(27卒夏の投稿、24卒冬の投稿、26卒秋冬の投稿)。26卒の秋インターン(9月・3日間の別プログラム)の投稿でも、二次の前半40分が設問3のディスカッションと簡単なケースだったとあります(外資就活)。年度もプログラムも違うので「同じ形式が来る」とは考えず、設問3を声に出して言い直す練習の根拠として使ってください。

27卒夏の投稿者は、ES中心の質問が多く、ESの充実度と深掘りへの耐性が重視されたと感じた、と書いています(投稿者の所感)。ただ、設問3を400字に収めるために削った根拠を、口頭で戻せるようにしておく理由にはなると思います。

5. NRIの二次面接の質問|目的意識をもって取り組んだこと

インターン二次面接(外資就活・27卒 夏/26卒 夏 経営コンサルティングコース)|ESの内容の発表と議論(投稿は設問の番号を特定していません。この記事では設問2を想定して準備します)

  • ESに書いた内容を、順に話してください。

    考えておくこと背景と目的→生じた問題→解決のアプローチの順を崩さず2分。ESの400字と事実を変えない。27卒夏の投稿(学生4:マネージャークラス2・約1時間)。

  • 一人が発表し、別の学生と面接官がその発表について議論する(学生の人数分くり返す)。

    考えておくこと自分の番以外は聞く側。発表の中で「最初の見立て」と「実際の原因」が分かれているかをメモし、質問を一つ用意する。26卒夏の投稿(学生4:マネージャークラス2・1.5〜2時間)。

26〜27卒の夏インターンの公開体験談をもとに、形式の要旨を整理しています。参考資料を見る

発表の途中で、人数・時期・自分の役割を短く確認されることは想定しておきます。これは投稿の記述ではなく私の想定ですが、ESの数字と同じ言葉で即答できるようにしておくと、確認がそのまま議論の入口になります。

投稿にあるのは「ESの内容を順に話す」「発表して議論する」という形式までで、二次で設問2の何を掘られたかは公開範囲には出ていません。一次の投稿には、設問2を1分で発表して深掘りされた(27卒 夏)、ESの2問目を各自深掘りされ学生同士の質問も可だった(20卒 冬・対面)という記述があります。二次でも同じ経験を別の角度から聞かれると考えて、8章の三分岐を用意しておきます。

発表の順を崩さない、と書いたのは、ESの設問文が「背景と目的・生じた問題・解決のアプローチ」と順番を指定しているからです。口頭でも同じ順で話せば、聞く側はESと照らしながら聞けます。順番を変えたくなるのは、たいてい「生じた問題」の部分で最初の見立てが外れた話を飛ばしたいときですが、そこが一番聞かれる場所だと私は思っています。

6. NRIの二次面接の質問|ケース・志望動機・GDの振り返り

インターン二次面接(みん就・25卒表記 秋冬、外資就活・26卒 夏/20卒 冬 経営コンサルティングコース)|ケース・志望動機・GDの振り返り

  • 公共政策に関するケース(30分)。

    考えておくこと前提(誰の・いつ・どこの話か)を声に出して確認し、結論→理由→確かめ方の順で短く。25卒表記秋冬の投稿(学生3:面接官2・30分)。

  • 他の学生の発表に対して、面接官と一緒に議論する(5章の形式を、聞く側から見たもの)。

    考えておくこと発表者の主張を一度言い直してから質問する(「〜が真因というお話でしたが」)。26卒夏の投稿(1人が発表→別の学生と面接官でディスカッション、を4回)。

  • GDの振り返り。/志望動機。/他のコンサル・シンクタンク・官公庁ではなく、なぜNRIか。

    考えておくことGDで自分が出した意見と、終わってから直したい点を一つ。志望動機は設問1の200字と同じ軸で。20卒冬の投稿(GDの直後・1対1・約10分)。年度が古いので、同じ形式が出る前提ではなく、短く答える練習として。

20卒・25卒表記・26卒の冬・秋冬・夏インターンの公開体験談をもとに、質問の要旨を整理しています。参考資料を見る

「なぜNRIか」について、20卒冬の投稿者は、GDの出来だけでなくこの問いに答えられたことが評価につながったと考えている、と書いています(投稿者の所感)。経営戦略コンサルティングコースを選んだ理由は、公式の案内から作れるはずです。コースページには、事業環境を分析して戦略を立案し、最終報告会で想定顧客の経営層役(パートナークラス)へプレゼンする流れが書かれています。ITソリューションコースは現場配属でITを使った課題解決に取り組む別コースで、募集情報では両コースの併願はできません。「戦略の提案を、経営層役に根拠を問われる場で試したい」のように、プログラムの工程で言えると、設問1の200字とも矛盾しません。

7. NRIの二次面接の練習|設問3を三つの箱で言い直す

設問3の400字には、たいてい「問題点」「真因」「解決策」の三つが入っています。でも、過年度の投稿を読むかぎり、面接で問われやすいのはその三つの中身より、「なぜそれが真因だと言えるのか」と「別の原因ではないのか」です。そこで私は、400字を「主張」「根拠」「反論への答え」の三つの箱に移し替えてから、2分の発表に組み直します。

左の「ESの設問3(400字)」の紙から矢印が伸び、「主張(問題点と真因を一文で)」「根拠(見た事実・調べたこと)」「反論への答え(別の原因では?に一言)」の三つの箱が左から右へ並び、右端の「2分で発表」につながる手順の図。下に「反論の箱が空だと、質問で止まる。」とある
400字を三つの箱に移すと、2分の発表になります。箱の順番だけ覚えておけば、どこを質問されても戻る場所があります。
箱この学生の中身(回答例)400字に入っていたか
主張入会者は多いのに半年以内にやめる受講者が多い。真因は、講師が毎回替わり、受講者が毎回自己紹介と前回の説明からやり直すこと。入っていた
根拠体験レッスンを受けた友人2人が「毎回先生が違った」と言っていたこと、口コミに同じ言葉が繰り返し出ていたこと。会話テーブルで「話す番が回ってこない」が原因だった経験から、やめる理由を「入会後に起きたこと」に置いた。友人の話だけ
反論への答え「料金では?」→料金は入会前に分かっているので、入会後にやめる理由は入会後に起きたことにある。「講師の固定はシフトが組めない」→全コマではなく最初の3か月だけ固定する。入っていない

根拠が友人2人と口コミなら、それをそのまま言ったほうがいい、というのが私の考えです。「業界の統計では」と言いたくなりますが、数字を持っていないのに持っているように話すと、「その数字の出典は?」で止まります。見た範囲が狭いなら狭いと言い、「だから最初の3か月に絞った」と主張の範囲を根拠に合わせるほうが、議論は前に進みます。

2分の発表(回答例):ESで取り上げた企業の問題点・真因・解決策を発表してください。

私は、大手の英会話教室を全国に展開する会社を選びました。問題点は、入会する人は多いのに、半年以内にやめる受講者が多いことです。真因は、講師が毎回替わることだと考えました。講師が替わると、受講者は毎回、自己紹介と前回までの説明からやり直しになり、上達している実感を持ちにくくなります。根拠は二つあります。体験レッスンを受けた友人2人が、口をそろえて「毎回先生が違った」と言っていたこと、口コミに同じ言葉が繰り返し出ていたことです。私自身、大学の日本語会話テーブルで、留学生が来なくなる原因を「話題が難しいから」と見立てて外し、聞いて回ったら「話す番が回ってこない」だったという経験があります。料金が原因では、という見方もあると思いますが、料金は入会前に分かっているので、入会後にやめる理由は入会後に起きたことにあると考えました。解決策は、最初の3か月だけ担任制にして、受講記録を講師の間で共有することです。全コマを固定するとシフトが組めなくなるので、期間を絞りました。

この発表では、「料金では」という反論を自分から先に出しています。反論の箱を埋めてあると、面接官や他の学生が同じことを聞いてきても、同じ答えを落ち着いて繰り返せます。空のままだと、その場で考えることになって、主張まで揺れかねません。

20秒版(回答例):同じ主張を短く

英会話教室で、入会は多いのに半年でやめる人が多い問題です。真因は講師が毎回替わって、毎回自己紹介からやり直しになること。最初の3か月だけ担任制にする案です。

20秒版は、根拠と反論への答えを削って主張だけにしています。自己紹介の流れで聞かれたらこちら、「発表してください」と言われたら2分版、という使い分けです。どちらも事実は同じで、長さだけが違います。

8. NRIの二次面接の深掘り|なぜその目的か・別の方法は

設問2は「背景と目的・生じた問題・解決のアプローチ」を書く設問なので、400字の時点で流れはできています。二次で問われるとしたら、その流れの分かれ道だと私は考えています。私は、深掘りを「なぜその目的か」「別の方法はなかったか」「うまくいかなかった点は」の三つに分けて、それぞれ事実で答えられるかを確かめるところから始めています。

「目的意識をもって取り組んだこと」の2分の発表から三つに分岐し、「なぜその目的?」には「最初に見た場面と、気になった一言」、「別の方法は?」には「試して外した案と、外した理由」、「うまくいかなかった点は?」には「数えていないことと、残った問題」で答える分岐図。下に「三つとも、事実で答える。」とある
設問2の深掘りは三つに分かれます。それぞれの答えが事実(見た場面・外した案・数えていないこと)になっているかを先に確かめます。

三つの分岐に、この学生の中身を入れるとこうなります。

分岐面接官の問いこの学生の答えの材料(回答例)
なぜその目的かなぜ留学生の会話の場を増やそうと思ったのか2年の春、同じゼミの留学生が「授業以外で日本語を話す相手がいない」と言ったこと。センターの会話テーブルを見学したら、留学生より日本人学生のほうが多かったこと。
別の方法は話題を易しくする以外に、何を試したか。なぜそれを選んだか最初に「話題が難しい」と見立てて話題を易しくしたが変わらなかった。来なくなった留学生5人に直接聞いて回り、「話す番が回ってこない」が共通していた。だから人数比を変えた。
うまくいかなかった点変えた後、何が起きたか。数字は学期後半は顔ぶれが安定したように見えたが、継続率は数えていない。日本人学生側の参加が減り、組を作れない週があった。次は出欠を記録したい。

「数えていない」と言うのは勇気がいりますが、ここで「継続率が上がりました」と作ると、「何人中何人?」で止まります。「数えていない。次は出欠を記録したい」まで言えば、面接官はその先(どう記録する?)を聞けるので、会話は続きます。

三つの分岐で用意した答えを使い、次の質問にも答えてみましょう。

深掘りの練習

  • 「話題が難しい」という最初の見立ては、何を見てそう思いましたか。
  • 聞いて回ったのは何人ですか。来なくなった人には、どうやって連絡しましたか。
  • 人数比を変えることに、反対した人はいましたか。
  • 日本人学生側の参加が減ったのは、なぜだと思いますか。
  • 同じことをもう一度やるなら、最初に何を変えますか。
  • その経験は、設問3で選んだ企業の分析にどうつながっていますか。
  • 400字に書かなかったことで、本当は話したいことはありますか。
  • この取り組みは、今も続いていますか。誰が引き継いでいますか。

練習では、八つ全部に答える必要はありません。一つ選んで声に出し、答えの中に「見た場面」と「自分が決めたこと」が入っているかだけ確かめます。入っていなければ、三分岐の表に戻ってください。

9. NRIの二次面接の修正前後|主張だけで止まる答えを直す

設問3の発表で起きやすいのは、主張だけを言って止まることです。「真因は講師が毎回替わることです」は主張としては明確ですが、根拠も別の原因への答えも無いので、面接官は「なぜそう言える?」「料金では?」と聞くしかありません。1人約20分の枠(24卒冬の投稿)なら、その一往復に時間を使えます。でも、同じ一往復を自分から先に済ませておけば、その分だけ先の議論(解決策の実行)に時間を回せるはずです。

修正前の吹き出し「真因は、講師が毎回替わることです。」(主張だけ)と、修正後の吹き出し「講師が替わると、毎回自己紹介からやり直しになる。料金は入会前に分かる。やめる理由は、入会後に起きたこと。」(次の質問が続く形)を、「根拠と、別の原因への答えを足す」という矢印でつないだ比較図。下に「一つずつ足すだけで、話が続く。」とある
主張だけの答えに、見た事実と別の原因への答えを一つずつ足すと、次の質問に答えられる形になります。
聞かれたこと修正前(主張だけ)修正後(根拠と、別の原因への答えを足す)
真因は何ですか真因は、講師が毎回替わることです。講師が替わると、受講者は毎回自己紹介からやり直しになります。体験レッスンを受けた友人2人がそう言っていて、口コミにも同じ言葉が繰り返し出ていました。料金は入会前に分かるので、やめる理由は入会後に起きたことにあると考えました。
解決策は何ですか担任制にします。最初の3か月だけ担任制にして、受講記録を講師の間で共有します。全コマを固定するとシフトが組めなくなるので、期間を絞りました。
なぜその企業を選んだのですか身近だからです。大学の日本語会話テーブルで、人が来なくなる原因を見立て違いした経験があり、「続かない」問題の真因を自分で調べたかったからです。英会話教室は、入会と継続が分かれている業態だと思いました。

修正後には、どれも「次の質問の入口」が残っています。真因なら「友人2人で足りる?」、解決策なら「3か月後はどうする?」、企業選びなら「他の業態でも同じ?」です。自分の答えにも、面接官や他の学生が続きを聞きたくなる入口が一つあるかを確かめてみてください。

一つ目の修正後で、根拠を「友人2人と口コミ」と言い切る理由は、7章で書いたとおり、それしか見ていないからです。

10. NRIの二次面接を練習する|学生3人の模擬面接

ここからは、3章で設定した日本語会話テーブルの学生(Aさん)が受ける、模擬面接です。形式は26卒夏・27卒夏の投稿にある「学生3〜4人:面接官2人・オンライン・発表→他の学生と面接官が質問」に合わせ、学生はA・B・Cの3人、面接官は2人としました。

目安話題Aさんが出すもの
最初の5分接続の確認・アイスブレイク・自己紹介学部と、会話テーブルの一文
1人15〜20分×3人設問3の発表2分→他の学生の質問→面接官の深掘り→設問2へ三つの箱、三分岐の答え。他の学生の発表には質問を一つ
最後の5分設問1(経験したいこと)・終了5日間のどの工程か

最初の質問:こんにちは。音声は届いていますか。今日はどちらからですか。

はい、聞こえています。自宅からです。後ろの本棚は気にしないでください。よろしくお願いします。

最初の一往復は接続と声の確認です。ここで気の利いたことを言う必要はありません。

質問:では、順番に自己紹介をお願いします。Aさんから。

○○大学経済学部3年のAです。大学の国際交流センターで、週1回の日本語会話テーブルの運営をしています。留学生が3回目から来なくなる問題で、最初の見立てを外し、聞いて回って直した経験があります。今日はよろしくお願いします。

質問:ではAさん、ESで取り上げた企業の問題点と真因、解決策を2分ほどで話してください。

(7章の2分版とほぼ同じ内容を話す。ここでは冒頭と結びだけ)大手の英会話教室を全国に展開する会社を選びました。問題点は、入会は多いのに半年以内にやめる受講者が多いことです。真因は、講師が毎回替わることだと考えています。(中略)解決策は、最初の3か月だけ担任制にして、受講記録を講師の間で共有することです。全コマを固定するとシフトが組めなくなるので、期間を絞りました。

質問(面接官):Bさん、Aさんの発表に質問をどうぞ。

(Bさん)講師が替わることが真因というお話でしたが、受講者がやめる理由は、忙しくて通えなくなることのほうが多いのではないでしょうか。

Aさんの答え

通えなくなる人はいると思います。ただ、忙しさは入会前からある程度分かっていて、それでも入会した人がやめている、と考えました。入会後に起きたことで、本人が「続ける意味がない」と感じる場面はどこか、と探したときに、毎回自己紹介からやり直す、という話が友人2人から出てきました。忙しさが理由の人を減らす策は、私の案では扱えていません。

Bさんの質問は、Aさんが用意した「料金では?」とは別の反論です。でも、「入会前に分かっていたことか、入会後に起きたことか」という答え方の軸は同じなので、落ち着いて答えられています。最後に「扱えていません」と範囲を認めているので、面接官はそこから先を聞けます。

深掘り(面接官):友人2人と口コミで、真因と言い切れますか。

言い切れません。見た範囲は狭いです。ですので解決策も、全社で担任制にするのではなく、最初の3か月だけ一部の教室で試して、続けた人の割合を比べる範囲にしました。もし数字が出なければ、真因は別にあると考えます。

深掘り(面接官):ESの2問目にも「見立て違い」がありましたね。なぜ最初は「話題が難しい」と思ったのですか。

見学したとき、留学生が黙っている時間が長かったからです。話題が分からないのだと思って、次の回から話題を易しくしました。でも来る人は減ったままでした。来なくなった留学生5人に、授業の後に直接聞いて回ったら、「日本人の学生が多くて、話す番が回ってこないうちに終わる」と全員が言いました。黙っていたのは分からないからではなく、順番が来なかったからでした。

深掘り(面接官):人数比を変えて、どうなりましたか。

学期の後半は、毎回来る留学生の顔ぶれが安定したように見えました。ただ、出欠を記録していなかったので、継続率が上がったとは言えません。それと、日本人学生側の参加が減って、組を作れない週が出ました。留学生側を優先した分、日本人側の参加する理由を作れていなかったと思っています。次は出欠を記録して、日本人側にも話題カードを引く番を作りたいです。

質問(面接官):では次にCさんの発表です。(Cさんは、ある小売チェーンの業績悪化の真因を「店舗の立地」としました。発表のあと)Aさん、Cさんの発表に質問をどうぞ。

(Aさん)店舗の立地が真因というお話でしたが、立地は開店前から決まっていることなので、最近になって業績が落ちた理由としては、開店後に起きた変化のほうが近いのではないかと思いました。Cさんが立地を真因だと判断したのは、何を見てですか。

Aさんの質問は、自分の三つの箱の軸(入会前/入会後)をそのまま相手の分析に当てています。相手の主張を一度言い直してから、根拠の箱を聞く形です。4章で書いた「相手が答えると話が進む質問」になっているかを確かめてください。

質問(面接官):最後に、このインターンで経験したいことを一言ずつ。

(Aさん)自分の案が効いたかどうかを、数える方法を知りたいです。会話テーブルの変更は、効果を数えられませんでした。プログラムの最終報告会で、想定顧客の経営層の方に提案すると案内にあったので、根拠を問われたときにどう答えるかまで経験したいです。

この会話で、Aさんは二つの出来事(会話テーブル・英会話教室の分析)しか使っていません。質問が変わるたびに新しい材料を出すのではなく、同じ出来事の別の角度を出しています。自分でも、面接で使う材料は設問2と設問3の二つに絞り、それぞれに三つの箱と三分岐を持たせておけば、1人20分の枠で足りると私は見ています。

11. NRIの二次面接と同日のGD|当日の流れと直前30分

GDが二次面接と同じ日に続いたという投稿は、27卒夏(二次の後半・個人5分+グループ30分)、26卒夏(二次の直後・30分)、25卒表記秋冬(二次の後・約30分)にあります。順番は投稿で違い、27卒夏の別の投稿では面接とは別枠の50分、20卒冬では同じ日の一次と二次の間でした。2028卒冬期でどの順番になるかは公式では確認できないので、ここでは「面接のあとにGDが続く日」を想定した時間順を、私の練習手順として置きます。届いた案内の順番と時間を優先してください。

「開始30分前(接続を試す・主張を一文で言う)」「面接(発表2分→質問に答える)」「短い休憩(水を飲む・頭を切り替える)」「GD(前提の確認を先に出す)」「終わった後(聞かれたことをメモ)」の五つの区切りを左から右へ並べた時間軸の図。下に「順番と時間は年度で違う。届いた案内を優先。」とある
面接のあとにGDが続く日の時間順です。開始前に主張の一文、面接で三つの箱、休憩で切り替え、GDで前提の確認、終了後にメモ。
いつすること確かめる点
開始30分前本番と同じ場所・端末でZoomの接続・カメラ・マイクを試す。ESを画面か紙で手元に置く。設問3の主張を一文で声に出す。顔が暗くないか。通知音が鳴らないか。主張の一文が20秒以内か。
面接(発表と質問)2分の発表→他の学生の質問→面接官の深掘り。自分の番以外は、他の学生の発表の「主張・根拠・反論」をメモし、質問を一つ作る。発表が3分を超えていないか。他の学生の発表を聞いている間に、自分の答えを考えていないか。
短い休憩水を飲む。面接で言えなかったことを一行だけメモして、頭を切り替える。GDの役割(進行・書記)を今から決めない。
GD前提の確認(誰の・いつ・何を決める議論か)を先に出す。他の学生の意見から、結論に効く点を拾って言い直す。自分の意見に固執していないか。時間配分を一度声に出したか。
終わった後聞かれたこと、自分の答え、詰まった一問、GDで出した意見をメモする。インターン本体で同じ話をしたとき、事実が変わらないか。

過年度のGDのテーマ(投稿の記述)

  • 採用に関する課題への解決策(26卒 夏・学生4:人事1・30分・外資就活)
  • 他国で行われているある政策を日本で実施すべきか(27卒 夏・学生4:人事1・50分・個人作業5分・外資就活)
  • ある企業が抱える1つの課題の真因は何か(24卒 冬・学生4:採用担当1・20〜30分・外資就活)
  • 企業の中長期戦略の立案(25卒表記 秋冬・約30分・みん就)
  • 2030年に最も進むシェアは?(26卒 秋冬・前提確認10分・意見共有5分・収束と評価10分・みん就)
  • 化粧品会社のデータをもとに製品Aの販売中止の是非(20卒 冬・学生6:社員2・約30分・個人5分・外資就活)

テーマは年度で違いますが、「真因は何か」「実施すべきか」のように、設問3と同じ型(主張・根拠・反論への答え)で考えられるものが多いと私は見ています。面接の直後で疲れていても、三つの箱の順番だけ守れば、議論の中で次に何を言うかを見失いません。

一人で練習するときのAIへの頼み方

私はNRI(野村総合研究所)の2028卒向け冬期インターンシップ「経営戦略コンサルティングコース」の二次面接(過年度の投稿では学生3〜4人と面接官2人のオンライン集団面接)を準備しています。以下は私が提出したESの設問3(企業の問題点・真因・解決策)の内容です。ここに書かれていない数字や事実を追加せず、まず「主張・根拠・反論への答え」の三つに分けて要約し、次に、他の学生役として、私の根拠が弱い所を突く質問を一つずつ出してください。私の回答を待ってから次へ進み、採用企業の評価基準や合格の見込みは推測せず、最後に、根拠が「見たこと」ではなく「推測」になっている箇所を指摘してください。

これは汎用の練習用の指示です。外部サービスへ入れてよい範囲を確認し、他人の氏名や団体の非公開情報は省いてください。AIが作った出来のいい根拠を、自分が調べたことのように話す使い方は避けてください。

12. NRIのインターン二次面接で逆質問を考える

二次面接で逆質問の時間があったかは、公開範囲の投稿では確認できませんでした。一次については、最後に二人まとめて逆質問した(27卒 夏)、逆質問なし(20卒 冬)という記述があります。集団面接なので、時間があっても一人一つと考えて、短いものを一つ用意しておきます。

逆質問は、次の四つの手順で作ると、自分のESとつながったものになります。

  1. 公式のコースページで分かることを書き出す。オリエンテーション(テーマ説明・チームづくり)→プロジェクト進行(事業環境の分析・戦略立案)→最終報告会(想定顧客の経営層役へのプレゼン)→個別フィードバック、という5日間の流れ。
  2. 読んでも分からなかったことを書く。「根拠が足りないとき、どこまで調べてから提案するのか」「議論が割れたとき、どう一つにするのか」など。
  3. 自分のESの出来事と結びつける。友人2人と口コミだけで真因を置いた経験があるなら、「根拠をどこまで集めるか」は自分の迷いそのもの。
  4. 一つに絞り、「差し支えない範囲で」と添える。

逆質問の練習

  • 提案の根拠が足りないとき、どこまで調べてから顧客に出しますか。「まだ分からない」と言うことはありますか。

    自分の関心を添えるなら友人2人と口コミで真因を置き、範囲を絞った経験から。

  • チームで真因の見立てが割れたとき、どうやって一つにしていますか。

    自分の関心を添えるなら他の学生の発表に質問して、答えで自分の見立てが変わった経験から。

  • 提案したあとに、本当に効いたかを確かめるのは、どんな場面ですか。確かめられないまま進むこともありますか。

    自分の関心を添えるなら会話テーブルの変更の効果を数えられなかった話から。

  • 最終報告会で学生の提案に根拠を問うとき、何を見ていますか。

    自分の関心を添えるなら公式のプログラムの最終報告会(想定顧客の経営層役へのプレゼン)を読んだうえで。

守秘義務に関わる案件の中身や未発表の情報を聞く必要はなく、仕事の進め方を聞けば十分です。

13. ESでつまずく読者へ|経験の整理に戻る

二次面接の準備をしながら、ほかの企業のESでまだ止まっているなら、NRIに提出したESの設問2を一度読み返してみてください。設問2は「背景と目的・生じた問題・解決のアプローチ」を重点的に書く形式です。「何をしたか」は書けていても、「最初に何を見立てて、なぜ外れたか」「別の方法を捨てた理由」が抜けていると、通ったあとの面接でも同じところで詰まりやすいはずです。ただし、ほかの企業のESが通らなかった場合でも、不通過の理由は応募者からは特定できないことが多く、文章だけが原因とは限りません。

ESAIは、受かった先輩のESを参考に、あなたの経験と志望企業に合わせたESを作るために使えます。登録したプロフィールやガクチカを次のESにも使えるので、企業やコースごとに同じ前提を書き直す手間を減らせます。自分のESをもとに、別の企業向けの下書きを作るときにも活用してください。面接の合否を決める道具ではなく、経験を文章にする道具です。

出てきた文章は、実際にしたことと一致するか、8章の三分岐を埋められるかを自分で確かめます。すでに面接へ進んでいる人は、提出版のESを手元に残してください。練習中に説明を整理しても、提出した出来事の事実を変えないことが大切です。

ESAIで自分のESを作る ↗

NRIの本選考のキャリアエントリーシートや、インターンの設問を本選考と同じ材料で書き分ける手順は、NRIのES対策にまとめています。文章を自分で整えるところから始める場合は、IT業界のESの書き方の「ESから面接の深掘りに備える」と、富士通のES対策の面接問答が、同じ業界で経験を振り返る材料になります。人を相手にした練習をもっと長くしたいなら、本選考向けの記事ですが、電通の一次面接対策の30分の模擬面接の進め方が聞く側の台本として使えます。各社の締切を確かめるなら28卒ES締切カレンダーを開いてください。

14. NRIのインターン二次面接でよくある質問

二次面接は何人で、何分?

公式には記載がありません。過年度の投稿では学生3〜4人:面接官2人の年度が多く、時間は27卒夏が1〜2時間、26卒冬が1時間、25卒表記の秋冬が30分です。20卒冬は1対1・約10分でした。届いた案内の時間を優先し、短くても長くても対応できるよう、2分の発表と主張の一文(20秒)の両方を用意しておきます。

一次と二次は何が違う?

投稿では、一次は学生2〜3人:面接官1人・30分〜1.5時間で、設問2の1分発表、「自分をモノで表すと」、他の学生への質問という記述があります。二次は多くの年度で面接官が2人になり、設問3の発表と議論、ケース、という記述です(20卒冬は1対1・約10分)。2028卒冬期でどうなるかは未確認なので、一次で話した内容と矛盾しないように、提出したESを軸に話すのが安全です。

GDは二次面接と同じ日?

年度で違います(2章の表)。二次の後半や直後に続いた年度、別枠の年度、一次と二次の間だった年度があります。同じ日と想定して11章の時間順を用意し、別日なら面接の部分だけ使ってください。

ケース面接はある?

27卒夏(ESの設問3に関連する内容)、25卒表記秋冬(公共政策)の投稿に記述があります。記述の無い年度もあるので、毎回あるとは限りません。設問3で置いた前提を言い直す練習が、そのまま準備になります。

ITソリューションコースと同じ面接?

別コースです。ITソリューションコースの公式ページでは、選考はES提出→適性検査→「Entry Talk」(公式の呼び方。内容は公式ページで確認してください)の順で、面接はZoomと案内されています。経営戦略コンサルティングコースの公式ページにEntry Talkの記載はなく、ES提出→適性検査、応募者が多い場合は書類・面接・適性検査による選考、面接はZoomという案内です。ITソリューションコースの27卒冬の投稿(就活会議)では、1次面接30分(学生1:人事1)→GD60分(学生7:面接官2)でした。募集情報では両コースの併願はできません。この記事は経営戦略コンサルティングコースだけを扱っています。

服装は?

公式のコースページに服装の記載はありません。案内メールに従ってください。経営戦略コンサルティングコースの投稿に服装の記述は見当たりませんでした。

設問3で選んだ企業について、面接官のほうが詳しかったら?

事実の間違いを指摘されたら認めて、主張を根拠の範囲に合わせて狭めます。「その点は見ていませんでした。見た範囲では〜」で続ければ、議論は止まりません。知っているふりをして主張を守ると、後の質問で苦しくなるのは自分です。

2028卒冬期のESも同じ3問?

公式では未確認です。27卒冬、28卒夏、2026年10月公開の投稿はいずれも同じ3問構成(200字・400字・400字)でした。自分のマイページの設問を優先してください。

15. NRIの二次面接・前日チェックリスト

急いですべてにチェックを付けるより、確認できていない項目を今日の残りの準備に使ってください。

0 / 12 項目を確認

面接後は、思い出せる範囲で質問と自分の答えをメモします。詰まった一問だけでなく、他の学生の発表で自分が聞いた質問も残しておくと、インターン本体の議論で同じ型が使えます。

出典・確認した情報

採用年度、募集コース、設問は変更されることがあります。提出前に応募先の最新案内を確認してください。

こーたの著者イラスト

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こーたIT・コンサルの企業研究とES

インターン選考通過SMBC・UFJ・みずほ・TIS・カゴメ・森トラスト・KIRIN・東京ガス

SMBC・UFJ・みずほ・TIS・カゴメ・森トラスト・KIRIN・東京ガスの8社でインターン選考を通過。IT・コンサル分野の企業研究とES対策を担当し、自分の経験と志望する仕事を結びつける方法を解説します。

「ITで社会に貢献したい」を、もう一歩具体的に。誰のどんな困りごとに、どの仕事で関わりたいのか。企業の職種紹介と自分の経験を行き来しながら、志望理由を考えていきます。

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